SUGOI-ne栽培のエビネ

    夏負けしないで光合成するからW芽が出る!!
     ラン菌のいない用土では夏負けするから、
     なかなかW芽が出ない。


  夏に弱い植物は避暑させればどうにか元気であるが、
  悪条件に遭遇したとき、生き延びられるか・・・という問題が
  植物には付きまとう。
  そのためのラン菌との共生である。

 SUGOI-ne栽培のカタクリの球根。
 澱粉の塊のように充実している。
 この澱粉は光合成のみで作られたものなのか???

 枯れ落ち葉由来の糖が関係しているのではないか?
 肥料では・・・こういう球根は出来ないからである。
SUGOI-ne地植えのレリア 'アンセプス'  菌根になっている。
 レリアの自生地でも毎年新しい枯れ落ち葉が地面に
 舞い落ちる。

 この枯れ落ち葉をラン菌が分解して、これが養分になる。
 非常に貧しい炭素循環が構築されている。
 この養分の貧しさに支配されて、非常にスローなライフサイクル
 で生きている。


 SUGOI-neを考える場合、SUGOI-neを枯れ落ち葉と
 考えればよいことになる!
 SUGOI-neにはラン菌が生息しているから、SUGOI-neを分解し
 素晴らしい生育になる。
 表面に毎年新しいSUGOI-neを枯れ落ち葉のように
 パラパラ撒けばよいことになる。


 根はラン菌のいるところに伸びてゆく・・。
 そこにリグニン、セルロースが分解した糖があるからである。

 この糖を燃やして夏負けを凌ぐ・・・。菌根がこの場面で働く
 菌根というのは・・・こういうことで、ランは菌根を具備している。

 ラン菌のいない用土で栽培すると猛暑の年に
  株が弱る!!

  ラン菌が糖をランに供給しているが、これがないために
  呼吸するためのエネルギーの糖が不足するからである。
  ランの夏ばてはこうして起こる。


 この枯れ落ち葉の中でランの種子はプロトコームになり、
  大きくなる。
  枯れ落ち葉由来の澱粉で・・・。

  親からの遺産の胚乳を持たないランの種子。
  枯れ落ち葉の糖で生きるのである。

  ラン菌(材木腐朽菌)である。
霧島ツツジで有名な霧島火山。
この山の噴火をテレビで見ながら、・・・・
この不毛の火山灰が堆積した場所に、菌根植物であるランが・・・・
何年後に自生出来るようになるかを思って・・・・これを書いている。
噴火。そして・・・津波。
自然の猛威は植物、動物、昆虫、微生物・・・が営々と築いてきた生態系を
無造作に破壊して不毛の大地にしてしまう。

なぜこういうことを書くかというと、
噴火の次に生態系を破壊するのが・・・人間。
山からランを掘ってきて、水ゴケ、軽石、鹿沼、バークに植えるという行為は、
人間からみれば愛好であるが、ランからみれば・・・とんでもない拷問のような仕打ちであろう。
自生地におけるライフラインを破壊し、削除した栽培だからである。
ラン菌のいない用土。
そして肥料浸け。
自生地に・・・・○○肥料などという雨は降らない。
とんでもない栽培が行われている・・・・生態系無視の。
水ゴケ、軽石、鹿沼、赤玉、杉皮、バークは土壌とは言わない。
株固定の詰め物、ギブス???である。
ラン栽培に使用する用土は・・・・丁度・・・この不毛の大地と同じだということである。
ラン菌が生きていない。
炭素源の枯れ落ち葉がない。
ラン栽培は自生地を再現することだという。
しかし、こと用土に関しては・・・ラン栽培ほど自生地の生態系を無視した栽培はない。
園芸の本をみれば・・・多くの肥料の広告が掲載されている。
しかし、その肥料がランの生態系を構築するものではない。
なぜなら、その肥料では自然界ではランの種子は発芽しないからである。
ランの根本である「菌根」にならないからである。

軽石、鹿沼土、パーライト、バーミキュライト・・・・
菌根植物であるランを、火山に植えているようなものである。
水ゴケ、バーク、杉皮・・・材木腐朽菌が分解しづらいもので植えて、肥料を与える。
菌根植物であるランの・・・・何百万年をかけて進化した菌根を、
なぜランがラン菌と共生して菌根を具備しているのかを・・・・考えないで、削除して、
ラン菌のいない用土で栽培することを・・・・これまで行ってきた。
新燃岳の不毛の火山灰の場所にランを植えているようなものである。
ランが枯れるのは当然であろう。
不毛・・・。
水ゴケの自生地も不毛である。
前記の用土は全て不毛。
用土でなく「詰め物」「パッキング材料」である。
肥料でランを作る、山野草を、作物を作ることになる。
畑も肥料で荒廃するのだから、限られた鉢内が荒廃するのに時間を要さない。
1,2年で無惨な荒廃した鉢内になる!
だから植え替え・・・用土の交換が必要になる。
肥料を与えれば・・・硝酸態窒素で繁殖出来るナンプ菌のような菌が鉢内を占領することになる!
病気がでる!
生態系無視の栽培では、必ずこういうことが出てくるようになる。

多くのランの自生地をみれば・・・・
ヒマラヤも、ボルネオ島も、屋久島も、中南米の熱帯雨林も・・・・・
そこには悠久の歴史が作り上げた枯れ落ち葉由来の微生物世界・・・
炭素循環の生態系が構築されている。
そういう場所にはラン以外の多くの植物が自生する!
だから・・・植物の宝庫といわれている。
冨士山麓の青木が原樹海が・・・・鬱蒼とした樹海が・・・・
溶岩の上に形成されているが・・・・どれくらいの年月で作られたのか????

ラン、山野草を栽培するとき、このことを念頭におきながら用土を考えることである。
ところが、ラン、山野草の本には、この自生地の枯れ落ち葉の炭素循環がかかれていない。
カタクリを雑木林の枯れ落ち葉が分厚く堆積した中から掘って来て、
鉢に植えるとき・・・赤玉、軽石、鹿沼土の御三家で植える。
それに肥料を与える。
2,3年で絶種。
山で群生していたカタクリが・・・2,3年で絶種!
前記の用土で植えれば・・・・カタクリ栽培というのは・・・・ランより難しい!!
カタクリをランのように水ゴケで、バークで作れない。
枯れ落ち葉の炭素循環の糖がない鉢内、庭では生きることが出来ない。
カタクリコ。
澱粉。
炭水化物である。
軽石、赤玉、鹿沼に肥料を与えても・・・雑木林のように澱粉を作り蓄えることが出来ない!
これが年々衰弱してやがて絶種にいたる原因である。
雑木林に生息する枯れ落ち葉を分解する材木腐朽菌。
これに焦点を当てた栽培が・・・これまでなかった!!
腐葉土を入れても作れない!
菌の種類が違うからである!

ラン展の最高賞のランのように・・・・・・
カタクリが1鉢に何百輪も咲くような用土。
ランなら水ゴケでもどうにか出来るが・・・・カタクリは水ゴケでそんなつくりは出来ない。
そういう視点でみれば・・・ラン栽培よりカタクリ栽培の方が・・・ズート難しい!!
なぜか????
雑木林の林床における炭素循環が絶対の条件として必要だからである。
植物工場の溶液栽培で・・・カタクリは栽培できない!
新燃岳にカタクリが自生できるような炭素循環が構築されるのは何千年、何万年後なのか?????
ラン、山野草栽培というのは、鉢内に自生地の枯れ落ち葉由来の炭素循環を構築することである。
ところが、農業、園芸、ランの本には・・・・枯れ落ち葉が書かれていない。
枯れ落ち葉を分解する菌がかかれていない!
排水性、保水性・・・PH。
それに・・・肥料。
自然の法則というのは・・・・こんな単純な生態系ではない。
これまでの用土では絶対に自生地の生態系を作ることが出来なかった。
植物園内にCymbidiumの地植えの展示が出来ない!
ヒマラヤのCymbidiumの自生地の生態系を水ゴケ、バーク、軽石、杉皮・・・で再現できないからである!
ニオイエビネの原産地御蔵島。
火山島。
この島に菌根植物のエビネが自生出来るようになるに・・・どれ位の年月が必要だったのか????
ニオイエビネ・・・・島にはもう自生株はない!
愛好家の乱獲で簡単に絶種。
しかし、御蔵島の昔のニオイエビネが咲き乱れる島・・・・出来ない。
生態系を破壊したからラン菌も絶種したからである。
ここで正論を書けば・・・・
ニオイエビネの愛好家の皆さんは・・・・
罪滅ぼしの意味をこめて・・・・御蔵島を・・・・昔の島に再生する活動をすべきである。
しかし、現在使用している用土では・・・絶対再生不可能である!
つまり、ラン展で原種の鉢が最高賞をとったとしても、その栽培法では、自生地を再生できないということ。
本当に自然の法則に適った栽培法なら、その技術で、荒廃した自生地を再生できるはずである。
SUGOI-neなら可能である!!
ラン菌が生息している用土であるか、否かの問題である!
原種愛好の皆さんは、山から掘ってくるが・・・・山を再生しない!!
だから・・・原種保存会が・・・・10年もすれば・・・原種絶種会になる。
山野草会があるところ・・・周囲の山には・・・珍しい植物がなくなることになる。
本物の用土、栽培技術というのは、自生地を再生できるという用土、技術である!!
ここまで珍しい植物が絶滅危惧種になった現在、
これからの園芸の一つに・・・・失われた自生地を再生する技術、用土の研究があろう。
これがないと・・・・イベント会場で展示会をやっても・・・・ただのイベント、興行に過ぎない。
原種に多くの花を咲かせても・・・・それがナンボのもの・・・・なる。
なぜなら、ラン菌のいない用土での栽培鉢は・・・いづれ・・・・作落ちの運命が待っているからである。
自然界の法則に適っていない栽培というのは・・・・必ず破綻する時が来るからである。


宇井清太のラン菌発見とSUGOI-neの開発で・・・・
ようやく鉢に自生地の生態系を作り上げることが出来るようになった!!


SUGOI-neで栽培試験する場合、殆どの人が他の用土と生育の1年、2年比較をする。
それで・・・大きな差が見られなかった・・・という。
こういう馬鹿げたことをいう人がいる。
ならば・・・それまでの用土が、そのようにランに適したものであるなら・・・
ここまでランが枯れないのではないか??・
自生地を再生できるのではないか??・
しかし、これまでの用土で、自生地を再生したという話を聞いたことはない。
水ゴケでカトレアの自生地を再現出来るか???
水ゴケでパフィオの自生地を再現出来るか???・
そういうことである。


新燃岳噴火

  ランは・・・そこに自生するのは何年後か???
  何千年後か?????

  炭素循環の大地は・・・・何時構築される????
HOME
BACK

kouza 2bba